自主的に勉強する子どもと、親に言われて渋々やる子がいます。
我が家は、上の子は私に言われて渋々やるタイプで、
下の子は、言われるのが嫌なのか、言われる前に自らしていました。
子どもの為を思えば、なかなか机に向かわないと少々言葉も荒くなるもの。
「あなたの為を思って言ってる」
「勉強していれば、就職時の選択肢の幅が増えるんだから」
とか、言いたくもないことを懇々と言ってしまうことがありました。
「一緒にしよう」と言い、教えているつもりがいつの間にか
小言を言いながらの勉強になっていることもありました。
結局、成績はそれほど上がることもなく、ただの勉強嫌いに
なっただけでした。
高校卒業後に、勉強が嫌だから進学したくないという気持ちは
少なからず、この時の影響もあるのだろう思いました。(反省….)
最近、「伝え方が9割 佐々木圭一著」を読みました。
その中に、勉強嫌いの子どもに勉強させる時のどうすればいいか?
という部分がありました。
「勉強しなさい」→ 自分のメリットしかない。
「一緒に勉強しよう」→ 面倒なことでも、人と一緒であれば動くもの。
とありました。
自分も何かをしないといけない、ということもありますが、
子どもが勉強している側で、真剣に何か好きなことをすればいい、
というだけのようです。
確かに、最初は嫌だなとか面倒だなとか思うことでも
やり始めると、意外と真剣に集中して取り組めたり、
楽しくなったりすることがあります。
子どもが勉強をするきっかけ作りをしてあげる、
という方法にもなるのかもしれません。
子どもは意外と親と関わっていたい、何かをしたい
と思うことがあるようです。
我が子も素っ気ないようで、何気に
「ママもそれやってみようかな~」なんて言うと
「いいやん、いいやん!やろーよ!」
と嬉しそうに言うことがあります。
気づかないうちに、子どもを自分の所有物のように
思ってしまっていることがあります。
実際、私もそうだったかもしれません。
でもそれは、大事な子どものことを思えばのこと。
子どもの心にある、大切な大切な成長の芽を摘み取って
しまわないよう、しっかりと子どもの心の声に
耳を傾けていけたらいいですね(^^)
「伝え方が9割 佐々木圭一著」には
他にも、「好きな人の誘い方」など、言葉のテクニックが
盛りだくさんでした。
興味がありましたら、是非読んでみてくださいね!
まんがでわかる 伝え方が9割 [強いコトバ] [ 佐々木 圭一 ] 価格:1,320円 |
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