最悪と思える出来事も、気持ちが楽になる考え方

心の学び

はじめに

人生には、予期せぬ困難や
「なんで私だけ?」と感じる出来事がつきものです。
その度に、落ち込み、イライラしたり
腹が立ったりすることもあります。

しかし、一見「最悪」と思える出来事が、
思わぬ良い方向に展開する
ことも少なくありません。

今日は、「アーチャン・ブラーム:畔上司(訳)」の
「バナナを逆からむいてみたら」
から得た、気持ちが楽になる心の持ち方をお伝えします。

「バナナを逆からむいてみたら」とは?

皆さんは、バナナをむく時、
つけ根の果柄と先端、どちらからむきますか?

たいていの人は、つけ根の果柄からむきますよね?
サルは、先端からむくそうです。
バナナの先端を両手の指でつまんで、
左右に引っ張ると簡単にむけるそうです。

これを「人生の悩み」に例えると、
通常とは違った方向から見る=視点を変える
ことで、楽に生きられる、ということです。

心に響いたエピソード

書籍の中に、心に響いたエピソードがあります。
「いまいましいことが起きたとしても
それが次にどう展開するかわからない」
という話。

ある男性が、空港へ向かう際に
タクシーを利用したところ、
地元のタクシー運転手だったにも関わらず、
道に迷ってしまい、フライトまで
時間は余裕だったのに、結局飛行機は
目の前で飛び立ってしまったそうです。

道に迷っている最中、
男性は飛行機に乗り遅れるとイライラし、
しまいには、飛行機に間に合わず
男性は、タクシー運転手に怒りをぶちまけました。

しかし、男性が乗るはずだった飛行機は、
離陸直後に、墜落し全員死亡してしまいました。
男性は、タクシー運転手に感謝し、
それ以降、人生観が一変し、
物事が計画通りに行かなくても、
ひどく起こることはなくなった、というお話です。

視点を変えてみる

よくある話で、リストラにあったが、
「リストラ前より、条件の良い所に転職できた」とか、
起業して、大成功した人が、
「リストラのお陰で今がある」、なんて話もよく聞きますよね。

小さい話ですが、私も日常で、
欲しいものが売り切れていたりしたら、
「これはもっと良い物がある、ということだな」
と考えるようにして、気持ちが楽になるようにしています。

まとめ

一見、最悪なでき事と思えることを、
怒りや不安な気持ちの視点で見るよりも、
「こんなこともあるよね」とか
「もっといいことがあるはず」とか
「勉強になった」という視点で見ると
最悪なことが、「あの出来事があってよかった」
と思えることがあるかもしれません。


そう考えると、最悪な出来事も
気持ちが楽になりますよね。

どなたかのお役に立てれば幸いです。

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