先日女性の友達と話していて、気づかされたことがありました。
それは、
「自分にとっての当たり前が、他の人にとって当たり前じゃないことがある」
ということ。
友達は再婚なのですが、自分の子ども(別世帯)と、
再婚相手の男性の成人した子どもと3人で同居しています。
その再婚相手の子どもが、自分の部屋の片付けが全く出来ず、
部屋が足の踏み場もないくらい物が散乱し、服は山積み、
ベッドの横には空き缶だらけと、かなりの上級者並みの汚部屋とのこと。
いくら言っても片付けず、そこでヒーターを使おうとするそう。
火事になってもおかしくない状況なので、
何度も部屋の片付けをするよう伝えるのですが、
返事をし、「片付けたけど。」と言うものの、一向に変化なし。
そこで友達は
「もしかして、この子は片付け方を知らないのでは?」
と思い、一緒に片付けをしたそうです。
片付ける際も、片付け方のアドバイスもしたそうです。
その子は、喜んで嬉しそうに片付けを一緒にしたそうです。
それから半年くらい経つそうですが、
部屋は綺麗なままとのことです。
友達の子どもは綺麗好きで、部屋が散らかることがなく、
片付けが出来ることが当たり前だったので、初めは再婚相手の子どもが
片付けられないのは、ただの怠慢くらいに思っていたそうです。
自分が当たり前とおもっていることや決めつけが、
他人を傷つける事もあるかもしれないんだと思いました。
特に子どもは出来ないことも多く、心も繊細です。
少し見方を変えて接してあげることで、子どもとの信頼関係が出来たり、
子どもが相談しやすい親子関係になれるかもしれません。
会社でもし、「今日はあの人機嫌悪そうな態度でなんなの?!」と
思うことがあるかもしれません。
でも見方を変えると、「何か落ち込む出来事があったのかもしれない」
とか、「体調が良くないのかもしれない」ということがあるかもしれません。
実際に私も同僚に対して「なんで機嫌悪いんだろう。私何かしたかなー」と
考えてたら、子どもと喧嘩をして落ち込んでいるということがありました。
ちょっと話がずれましたが、見方を変えることは大事だなと
気づかされた話でした。
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