「生きがい」の意味とは。50歳を過ぎて思うこと

自分の学び・日常の気づき

50歳を過ぎると思うこと

50歳を過ぎると、子育てが終わり、今度は親の世話が始まる頃。
親には、いつまでも生きがいを持って、
元気に在宅生活を続けて欲しい、
そんな思いをもっています。
もちろん、自分もそういう最後が理想です。

ふと、「生きがい」って、なんだろう。
という、疑問が湧いてきました。

ハマった書籍

そんな思いに悶々としている時に、
読んでみた本が、飯田史彦さん著書の
「生きがいの創造」です。

とても分厚くて、ちょっとびっくりしましたが、
生まれ変わりのことから、何のために生かされているのか、
など、自分が思ってもみない内容にハマってしまいました。

生まれて来た意味

時々、「親ガチャ失敗」という言葉を
耳にすることがありますが、
子どもは、自分が選んだ親の元へ生まれて来るそうです。

自分の子どもが、私たちを選んで来てくれた、
と、考えるとなんだか嬉しいですね。

「自分が望んだ親ではない」、と思う事があるかもしれません。
それは、自分に与えられた試練、勉強で、
それを乗り越える為に、今世に生まれて来たそうです。
なので、乗り越えられない試練はないそうです。
そう言われると、無理だと思ったことも
頑張ってみようと思えますね。

「生きがい」とは

飯田先生は、「生きがい」という言葉を
次のような意味で用いることにしているそうです。

「「生きがい」とは、自分という人間の存在価値の 
 認識から生じる、「より価値ある人生を創造しようとする意志」
 のことをいう。」

とあります。

一般的には(私の考えも含めて)、
「私の生きがいは、家族です。」などと使いがちですが、
この場合は、自分に生きがいをもたらしてくれる
物事について語っていることになる、と言います。

飯田先生の言う「生きがい」とは、
外からもたらされるものではなく、
あくまでも自分の意志にあるもの、つまり、
「何が生きがいなのかと聞かれても、
ハッキリしないけれど、
自分は生き生きと生きたいと思っている」

という思考の方が、「何か特定の物事」よりも
「より価値ある人生を創造しようとする意志」
である、と言われています。

まとめ

「生きがい」を、一つの物事に決めるのではなく、
貴重な試練、体験そのものに、価値がある。

「すべての物事には、意味と価値があり、
表面的には、失敗、挫折、不運のように見えることも
すべて自分の成長のために、用意されている試練である」
と考える。

少々、難しい話になりましたが、
なかなかうまくまとめて、伝えるのが難しいです。

「生きがい」とは、
いくつになってもチャレンジすることだったり、
失敗、挫折、不運を乗り越え、
日々今を生きることが、生きがいなのかもしれません。


この本は、「生きる意味」「死後のこと」
などを、科学的や実際に検証されたことが書かれています。

人生に行き詰まったり、迷ったりした時には、
とても勇気づけられ、納得させられる本だと思います。

どなたかのお役に立てれば幸いです。。。








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