高齢の親との関わり方、第一歩
今までは、子育て、仕事、家のことと
毎日が慌ただしく過ぎ、
実家に帰るのは、年に2.3回ほどでした。
自分たちのことを優先できたのも、
有り難いことに、両親、義母ともに
元気でいてくれていたお陰です。
子育ても終わったタイミングで、
親との関わり方を真剣に考えるようになりました。
「今できることをしよう」
そう決めて、実家に帰省する回数を増やしたり、
気分転換に旅行やお出かけに一緒に行ったり、
義母のデイサービス利用など
少しずつですが、
やれることをやっています。
まだまだほんの一歩ですが、
両親、義母にとっては、
大きな一歩になったかなと、嬉しく思っています。
そんな変化をお伝えできれば、と思います。
「高齢の親が、最近元気がなくて心配」
「少しでも今の生活を維持して欲しいけど」
と思っている私のような立場の方の参考になればと思います。
実際のエピソード
1. 健康の改善
義母が夏頃から、「体調が悪い」と言い、
食欲も落ち、激やせしていました。
病院に行くも、特に悪いところはなく
心配性で不安症、自律神経失調症があるので、
Drも気分的なものがあるのでは、との診断でした。
また義母は、若い頃から両耳の聞こえが悪く、
年齢を追うごとに左耳が全く聞こえなくなり、
1年ほど前には、右耳もほとんど聞こえなくなりました。
(補聴器を装着し、耳元でゆっくり話せば
なんとか理解できる程度)
そのこともあり、益々不安感が強くなっていたのだと思います。
私や母の友人が話しを聞いたり、
病院の付き添い、買い物などに行く回数も増やしました。
また、元々社交的な義母だったので、
デイサービスの利用を勧めてみました。
今の状況や私たちの手助けが
必要になってきたことを地域包括支援センターに伝え、
いろいろな手続きを踏むことで、
「事業者対象者」の認定を受けることが出来ました。
*「事業者対象者」とは?「要支援との違い」
などまた後日、ブログに書こうと思います。
半年ほどですが、母の様子はかなり変わりました。
・デイサービスの様子を楽しそうに話す。
・食事がしっかり摂れるようになった。
・笑顔が増えた。
・「元気だから心配しなくていいよ」と話す。
など、安心感からなのか、元気でいないと、
という前向きな気持ちが沸いたのか、
表情、声が明るくなり、笑顔が増えました。
今は体調の不調を訴えることなく、元気に過ごせています。
この変化は、義母にとっても
「まだまだ元気でいたい」
「子どもにはまだまだ迷惑掛けられない」
という気持ちの表れでもあるようですし、
私たち子どもとしても、親が
「元気で今の生活を楽しんでくれている」
と言うことは、お互いの精神的、身体的にもとても有り難いことです。
今回のまとめ
今回は、義母の健康面での改善のお話でした。
80歳を過ぎ、夏場の食欲低下、意欲低下は
入院にもなりかねず、本当に心配でした。
先日、久しぶりに会ったママ友と会った際に、
昨年80代のお母様を亡くされたとのこと。
お元気だったそうですが、腰部圧迫骨折で入院し、
そのまま、1ヶ月ほどでお亡くなりになったとのことです。
その方が言うには、入院生活が合わなかったせいなのか、
食事が摂れなくなったことが原因だったそうです。
私の目標は、
「最後まで自宅で生活できる人を、一人でも多く増したい」です。
どなたかのお役に少しでも立てればと、思っています。
良かったら、次回も見て下さいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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