高齢の両親の不仲、私が実践した向き合い方と解消法

介護

実際のエピソード

2. 精神的なリフレッシュ

先日、両親を連れて、2泊3日の旅行をしました。
その後、両親の劇的な気持ちの変化に驚いたことと、
旅行に行くことで、前向きに元気になれる
こともあるんだと
実感をした旅行になりました。


数年前、子どもも高校生になり、
仕事、子育て、家事と忙しく、
なかなか帰省出来ない時がありました。

その頃、親も70代後半になり、
「物を取られた」など
母の言動がおかしくなった時がありました。
もしかして「認知症?」と疑ったこともありました。
幸い、認知症ではなかったようですが。

両親は、二人で車で旅行をするのが楽しみでしたが、
コロナ禍になり、出かけることもほとんどなくなり、
おかしな事を言い始めたのはその頃でした。
だんだんとエスカレートしていき、
「離婚したい」と言い始めたりもしました。

コロナ禍が落ち着いた頃、
楽しみだった旅行に行けば、また気分も変わるのでは、
と思い、2人に旅行を勧めましたが行く様子はありませんでした。

退職のタイミングで、私も含め3人で行きたい所を話し合い、
旅行を計画しました。
母はそんな時も私に「気が進まないけど」と言っていました。
「じゃあ止める?」と聞くと、
「お父さんが楽しみにしてるからいい」と面倒くさいことを言っていましたが。

70代後半になり、遠出の旅行は、
私たち子どもにとっても、親にとっても正直、心配です。
私が一緒に行くことで、子どもと一緒という楽しみと
安心して、旅行が楽しめるというのもあったのかもしれません。
また、旅費の一部は子どもたちからプレゼントしました。
2人はとても楽しそうに話したり、
いつも以上に元気に動いていました。

旅行後、母より
「お父さんが変わった。」と嬉しい報告がありました。
母が一方的に考えすぎていた面もあったかもしれませんが。
私から見ると、父よりも母の方が、
変な言動もなく、明るくなってすごく変わったと感じました。
実家に帰ると、以前より2人が仲良く話している様子がありました。

2人とも、あまり遠出は出来ないけど、
「また旅行に行きたい」と楽しみが増えたようです。
毎日、ウォーキングをしたり、畑仕事をしたりと
次回の旅行に備えて、今までより元気に過ごしています。
私も少し落ち着けるかなと、安心しています。

まとめ

以前テレビで、「大家族の石田さんち」を観ましたが、
その際、石田さんち夫婦も仲がよろしくないとのことで、
こどもさんたちが旅行を計画し、
みんなで旅行連れて行く、という放送回がありました。
石田さん夫婦の楽しそうな様子に嬉しくなりました。

やはり、子どもたちとのふれあい、絆が一番だとは思いますが、
旅行を通して、得るものは多いと言われています。
新しい場所や文化に触れることで、精神的な刺激を受け、
心が活性化され、前向きな気持ちになるそうです。

旅行が無理でも、みんなでイベントを楽しむなど、
両親とのふれあいの機会を設けることで、
親が少しでも前向きに、生きがいを持って過ごせると良いですね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
少しでもどなたかのお役に立てれば幸いです。。。

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