前回は、「自灯明(じとうみょう)」について、
書いてみましたが、ブッタは死期間際に弟子たちに
「自灯明」と「法灯明」を最後の教えとして諭したそうです。
「自灯明」は、自分自身を頼りにすること、
「法灯明」は、
「法を拠り所としていきなさい」とのこと。
わかりやすく言うと
「正しい教えと真理を信じて進みなさい」
ということ。
真理とは、確実な根拠によって本当であると認められたこと、
ありのまま誤りなく認識されたことのあり方。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
自らだけを依り所にするとするなら、
法(真理)は本当に頼りになるものでなければ成り立たないということ。
例えば、他人が死んでも自分はいつまでも元気と思いがちです。
すべては変化し、永遠に続く者は一つとしてないのです。
自分だけは例外だと、誤った考えで人生を生きることになると、
悩みや苦しみの多い人生を生きることになってしまうでしょう。
だからブッダは、本当に正しいこと「法(真理)を依り所としなさい」と
と言葉を残したのでしょう。
真理や根拠あるものを学び、自分自身が目覚めていくことで
迷いなき自分、自信や根拠のある自分軸が持てると思いました。
ブッダの教えは、私の心のあり方を本当に変えてくれます。
ブッダの教えを書籍やYouTubeで学んでいると、
どれだけ自分のエゴ(自己、自我)が強かったのかと思わされました。
迷いや苦しみが生じた時、自分独りよがりの考えに頼るのではなく
真実は何かを正しく判断すれば、きっと良い方向、良い結果になるでしょう。
迷いや苦しみから解放されたいと思われた時は
ぜひ、ブッダの教えを学ばれてはどうでしょうか。
ブッダの教えなどはブログによく書きますが、
少しずつですが、客観的な視点が持てるようになったり、
イライラが減り、心が穏やかに過ごせることが増えてきました。
人生に迷った時、悩んだ時、人間関係で悩んだ時など
本当にオススメです!
どなたかのお役に立てれば幸いです(^^)。
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