先日、松下幸之助さんの本で、気になった言葉がありました。
「子どもは親の姿を見て育つ」
よく聞く言葉ですが、
わかってるようで、ついつい忘れがちなことです。
「子どもは親の姿を見て育つ」
について、松下幸之助さんの話があります。
幸之助さんが、幸之助さんの子どもに
「仕事関係の人や社員には、
感謝して頭を下げるのに、お母さんには感謝しない」
と言われたそうです。
幸之助さんは
「いつも温かいご飯を作って待ってくれている、
身体を心配してくれている」
など当たり前にしてくれている妻に
感謝していなかったことに気づかされたそうです。
それから妻に「ありがとう」と言う言葉を
最初は恥ずかしかったけど、言い続けたそうです。
すると、幸之助さんの子どもさんが周りの人にいつも
「ありがとう」と言うようになり、
他人に対しても、自然と親切に接する姿が
見られるようになったそうです。
そんな姿を目にした周りの人や先生が
「娘さんは素晴らしいですね」
と、幸之助さんが言われるようになったそうです。
たくさんの言葉で伝えるよりも
行動で示す方が、子どもにとっては
効果的ということですよね。
子どもに限らず、
周りの人に対して文句を言うのでは無く、
まずは自分が行動で示すことが、大事なのかもしれませんね。
優しくして欲しい、と思えば
自分が先に優しくする、とか。
たまには、
こんな当たり前の言葉に触れることも
忘れがちなことを、思い出させてくれるのでいいです。
どなたかのお役に立てれば幸いです。。。

コメント