50歳で思った事、三浦綾子さん「感謝婦人」より

開運法

50歳になって、やって良かった事。

ショートカットにしたことです!

正直、ショートカットはくせ毛もあるし、

似合わないと思い込んでいました。

ショートカットにした理由は、

50年間も生きたんだーと思ったし、

何かが変わるかなーと、思ったのが理由です。

似合う、似合わないは正直どうでも良かったです。

よく有名人やネットの情報でも、50歳からキラキラ人生☆

みたいな情報を眼にしてたせいかもしれません。

実際は、、、

閉経前なのか、気分の浮き沈みがあったり、

疲れやすかったり、このままでいいのか?と意味もなく悩んだり、

なんだか想像していた50歳とは違っていました。

50歳、あと何年やりたいことが出来るのだろう、

そんな焦りみたいなのがありました。

そんな時、作家の三浦綾子さんの「感謝夫人」という

お話に出会いました。

三浦綾子さん 「忘れえぬ言葉」=感謝夫人=

 <以下本文より抜粋>

その婦人はいつも、いつも「感謝です」「感謝です」と                       二言目には感謝の語を発する人であった。                                                 自然その顔は、常に喜びにあふれていて誰からも敬愛されていた。                たまたま、その人の住む地方に長雨が続いた。                                     10日、20日と雨は続きいっこうに止む気配はない。
人々は「困った雨ですね」という言葉を挨拶代わりに交わしていた。
・・・そんな最中、一人の人がその「感謝婦人」のことを思った。
(いくらあの人でもこの長雨ばかりは感謝してはいないだろう)
そして、彼女に会うなりに言った。                               「なんと長い雨ですこと、困ったものですわね」
 すると                                          「長い雨で感謝だと思っています。こんなに長く続く雨が、                                           もし一度にどっと降ってごらんなさい。・・・                            洪水になって、家も人も、畑も押し流されるに決まっています。                                 神さまはその大雨を長い日数に分けて、                              こうして毎日少しずつ降らせて下さっております。                              感謝な事ではございませんか。」と晴れ晴れとした顔で答えた。

作者の三浦綾子さんは、脊髄カリエスという激痛を伴う病を24歳で発症し

この感謝夫人の言葉を聞いたことで、自らの病と改めて向き合うことになり、

すべてに感謝し、勇気づけられていくというものでした。

自分は、何に悩んでいたのだろうと恥ずかしくなりました。

「感謝」「感謝」という言葉、自分もよく使っているし、

大事な言葉と言うこともわかっています。

でも使い方、間違ってたなーと思いました。

有り難いことに感謝することは出来ても、

「不幸」と思えることを、感謝と捉えることはなかなか出来ません。

でも「不幸」と思える出来事も、神様が与えてくれた感謝すべき出来事

捉えれば、感謝できるのかな。。。と。

死を覚悟するほどの出来事だと、そこまでメンタル強くいられるかは

不明ですが。

でもこれも、自分が変わりたいと思ったから気づけたこと。

これからの人生、「感謝婦人」で心穏やかに過ごせたら良いなと思いました。

この気持ちを忘れない為にも

ショートカットにして良かったと思った次第です(^^)。

どなたかのお役に立てれば嬉しいです♡

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