「五徳」という言葉をご存じですか?
私は算命学を学ぶ中で、その言葉と意味を知りました。
難しい話はさておき、簡単に言うと、
人間誰にでも備えている五つの徳のことです。
「五徳」
人徳(福)=守りの本能
奉仕の心。自分を守りたいなら、人助け、奉仕をする。
人徳を磨けば、やがて自分が救われる。
礼徳(寿)=伝達の本能
自分の心を人に伝える、理解してもらう。
相手に伝えたいことを聞いてもらい、認めてもらうには
礼儀、礼節が必要である。
信徳(禄)=引力の本能
信用、信頼のある人は多くの人を引きつける。
人を引きつけたかったら信徳を備える。
義徳(官)=攻撃の本能
行動力や前進力。 義徳を磨くには、
積極的に他人と交わる、まずは行動する。
智徳(印)=学び取る本能
智恵を身につけるには、知識や技術を身につける。
人の話をよく聞く。
この五つの徳をすべて持ち合わせている人もいれば、
二つ、三つ、四つの徳だけの人もいます。
深くは簡単には語れませんが、いずれにせよ、
この五徳を持ち合わせてこそ、初めて
運命の歯車は開運に向かうのだと確信できます。
これは、簡単に備わるものではありませんし
意識し、実践していくことで少しずつ備わっていくものです。
子どもの未来の幸せを願うのであれば、
ぜひ子どもに伝えていくべきであるし
まずは親が実践して、お手本を見せ伝えていくべき
ことだと思います。
かくいう私も、日々修行です。

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